さようなら大切だったヒト
 あなたは黄昏時にこの世を去った。
 空に広がる黄昏を見る度に、あなたを思い出すよ。
 振り返ってみれば、あなたと過ごした日々は宝のように輝いていた。
 あなたが「好きだ」と言ってくれた時、わたしは嬉しくてたまらなかった。
 誕生日には、形が不器用なケーキを作ってくれた。
 七夕には「いつまでも君と一緒にいたい」と書いてくれた。
 どれも、わたしにとって忘れられない出来事ばかり。
 さようなら。大切なヒト。
 あなたと過ごした時間は、一生忘れないよ。

 
inserted by FC2 system