この気持ちを言いたい。
だけど言えば。
アタシの周りにある世界が変わる。
たった一言でも良いのに
どうして言えないの?
時間が止まれば良いのに……

このまま貴方に対する思いが言えなければ
アタシは壊れてしまう。
神様アタシの願いを聞いてください。

『時間を止めて、アタシに”好き”と言わせて下さい』

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私は黒と燈色が混ざり合った世界を見ていた。
早く小さなこんぺいとうが出てこないか期待していた。

私は黒い世界が好きだった。
天国に旅立ったママに会えると信じているから。

ママ、早く私に会いに来て。

私が願うと
黒に染まった世界に一つのこんぺいとうが現れた。

やっと会えたね、ママ
私は心の中でママと再び会えたことを嬉しく思えた。

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ずっと昇るよ高い山を。
恋人のいる塔はまだ遠い。
心の中は貴方への思いで一杯だ。
一歩一歩踏みしめるたびに
貴方に近づいているのが分かる。

また貴方の笑顔が見たいから
どうか無事でいて欲しい。

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あなたはそこにいるのに
あなたはもう喋らない。

「   」

名前を何度呼んでも
私の名を答えてくれない。

二人で繋いだ手の温もりを
結ばれた思いを
胸の中で全て消せなんて酷過ぎる。

「   」

私はもう一度呼んだが答えてくれない。
もう……これは決定的だ。

私と貴方が交わることは永遠に無い。

こんな結末を用意した神様を憎むよ。
私は運命を受け入れきれず
涙を流した。
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夏の夜に上がる花火
彩り豊かな輝きが君を写す。

朝顔の浴衣を着た君は
一段と綺麗だよ。

僕は君の手を握り締め
蛍の輝きが見守る中、帰路についた。

海の匂い。
砂の感触。
全ては君と過ごした大切な思い出。
下に行くほど新しいです。
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