私は今よりもずっと先に進む。
忍び寄る魔手から、世界を守るために。
魔手によって私の家族は奪われ
私には数人の仲間と、父が残した短剣が残された。
敵は容赦なしに襲い掛かり、関係の無い人々を苦しめる。
大地が朱に染まり、涙を流す者が増えてゆく。
私はそんなに強くないけど、これ以上争いは止めたい。
そう強く願っている。
『力よりも信じる者のために動く方が、秘められた力を引き出せる』
父が残したそのコトバを胸に、私は武器を手に持ち
敵に向かって立ち向かってゆく。
もう逃げたくない
父が私や弟を守ってくれたように
今度は私が皆を守るんだ。命を掛けて
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