昔々
光の国とは対照的に、闇の国がありました。
そこにはお互いを好きになってはいけないという掟があったといいます。

光の国で掟を破った罰として
闇の国では神が禁じたのです。

もし破ったのであれば、存在自体すら消されてしまう
恐ろしい罰がありました。

人は愛がないと生きてはいけません。
愛がなければ、心が死んでしまうからです。

光の国の者たちは、闇の国に行かぬように。
規律に決して背かぬように、窮屈な思いをしつつ
生きていたといいます。

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