迫る破滅への足音
近づく度にアタシは涙が止まらない。
足音がこちらに来れば
愛しい人が、消えてしまう。
誰にも止められない
例え、アタシが立ちはだかろうと。
一秒でも、一日でも
遅く来ることを願う
アタシが寄り添っても
何も言わない、表情を変えないのは分かっている。
それでも側にいたい。
アナタはアタシが
この世界に生まれて愛した
たった一人の人だから。